南島原市アートビレッジ・シラキノについて

南島原市アートビレッジ•シラキノは長崎県南島原市にある若手芸術家の支援と地域文化の発展を目的とした芸術文化複合施設です。

明治8年に開校し平成27年に閉校した130年以上の歴史をもった小学校、旧南島原市立白木野小学校の校舎(校舎は昭和54年再建)をリノベーションし平成30年9月に新たな地域の芸術文化の発信拠点として生まれ変わりしました。

3階には銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーンに対応した本格的な版画工房、2階には共同のシャワー室とキッチンを併設した宿泊施設、そして1階に銅版画の刷り工房と2つのギャラリーと滞在制作から発表までを視野に入れた充実した設備が用意されています。毎年2回開催されるAIRプログラムでは国内外からの将来の活躍を期待される若手芸術家を招聘しその創作活動の支援と地域社会との文化的交流事業を積極的に開催し、発信しています。

南島原市は400年前、キリシタンの手で、日本で初めての銅版画が作られた土地です。また同校は《平和祈念像》の作者、彫刻家北村西望氏の卒業校でもあります。様々な芸術文化の記憶を留めたこの施設で、多様性のある若手芸術家達の活動を通して新たな地域文化が再生していく事を目指しています。

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