建物概要

1階ギャラリー

南島原市アートビレッジ・シラキノでは、銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーン４版種すべてに対応した専門性の高い工房が整備されています。眼下に有明海を望み、豊かな山々に囲まれ、多彩な文化的背景を持ったこの工房から多様性のある版表現が生まれる事を願っています。

１階ギャラリーは様々なジャンルに幅広く対応できる空間となっています。照明設備も備え、版画をはじめ写真や油彩、イラスト、現代美術など幅広い分野の企画展の開催、グループ展や個展など皆さんの成果発表の場としてもご利用いただけます。

ギャラリーは2部屋に分かれています。

ピクチャーレール、スポットライトが備え付けられています。
展示パネル（幅1.2m×高1.8m) 10枚、ワイヤー吊り金具等の貸出しもあります。

ご利用希望者の方はアートビレッジ・シラキノ(TEL.0957-85-3055)
または、教育委員会生涯学習課(TEL.0957-73-6703)へご連絡ください。
なお、今年度の利用については随時申込受付を行います。

面積…各56㎡
出入口の大きさ…幅1.7m、高さ1.9m、
天井高…3.8m
壁面…展示用クロス張り

2階宿泊フロア

2階は滞在制作や合宿のための宿泊者用フロアになります。

白木野地区は、長崎平和祈念像を手がけた日本を代表する彫刻家・北村西望氏の生誕の地であり、西望公園・記念館も近隣に位置します。
また、日本の棚田100選にも認定されている谷水棚田など、恵まれた自然環境の中、個人での滞在制作やグループでの合宿等を行うことができます。

個人部屋（最大定員8名）4室：ベット、ソファー、作業机、クローゼット・シャワー・トイレ：男女別共用
共用キッチン：大冷蔵庫、各種調理器具、食器類完備

※個人的に必要な生活必需品、医薬品等はご持参ください。
※Wi-Fi完備

3階工房・アトリエ・図工室

長崎県指定文化財である銅版画「セビリアの聖母」は、16世紀の（本市に置かれた）セミナリヨで日本人の手によって最初に制作された銅版画と言われています。

南島原市では、このような銅版画技術発祥の地である本市の歴史遺産や先人の国際性と向学心をまちの誇りとして、版画の全国公募による「セミナリヨ現代版画展」を開催しています。その版画展と連携したプロフェッショナルな版画工房は、あらゆる版画技法に対応しており、各種講座や教室を通して学ぶことができます。その他、幅広い層の市民の皆さんを対象とした絵画や彫刻などの様々な講座の開催や市民の皆さんの学びの場・創作の場としてご利用いただけます。